2011年1月3日月曜日

年明けの梅田駅&大阪駅

新年あけましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願い致しますm(__)m

本来なら年末の名古屋遠征についてもうひとエピソード書こうと思っていましたが、さきに年越しの話題について書きたいと思います。
毎年、大晦日から元日早朝に駆けて大都市圏の鉄道各社では終夜運転を実施しますが、今回は阪急の梅田駅とJR大阪駅でその様子をちょっと見てきました。

阪急梅田駅に掲げられた終夜運転の看板
私が阪急梅田に到着したのはちょうど年が変わる直前の23時50分ごろ。到着した直後に発車する0時00分の列車が新年の初列車となるわけですが、神戸線の0時00分発三宮行き急行には2010年12月17日にデビューしたばかりの9000系(9002編成)「未来のあかり号」が充てられました。出発は至って普通でしたが、新年の初列車にこの車両が充てられるのには偶然以上の何かを感じてしまいました。

2011年1月1日0時00分に梅田を出る「未来の明かり号」
0時00分の列車が梅田を出て行った直後、駅構内に琴のBGMが流れ始め、駅員による新年の挨拶アナウンスが行われこの瞬間で年を越したという雰囲気が漂ってきました。その後は、終夜運転ならではの発車案内表示を撮りつつ梅田駅を後にしJR大阪駅に向かいました。

大阪駅に向かった理由は終夜運転もありますが、最大の目的は寝台特急サンライズです。サンライズは大阪駅0時34分に発車するので普段なら撮影した後、電車では帰れませんが、終夜運転を行っている元旦なら電車で帰ることが可能なので撮りに行ってみました。


大阪駅で0時25分発の最終の新快速西明石行きや発車案内やらを撮影しながらサンライズを待ち受けていましたが、その間駅構内にはサンライズの異常事態を告げるアナウンスが何度も繰り返し行われていました。
それは例の山陰地方の雪害により、出雲市始発のサンライズ出雲が4時間以上遅れている旨の放送でこの日のは岡山で行われるサンライズ瀬戸との併結も取りやめとなり、サンライズ瀬戸のみが通常のダイヤで運転されるとの事でした。

0時半頃大阪に着いた大阪止まりの特急「はまかぜ」 4時間遅れ?
発車案内には瀬戸号単独で表示
7両のサンライズ瀬戸のみが大阪駅に到着
大阪駅に7両のサンライズが到着。撮影する者にとっては長すぎず、普段とは違った現象なので良い撮影対象ではありましたが、純粋な利用者にとっては大問題で、出雲側の車両の指定券を持っている方が瀬戸側に指定を変更する姿も見られました。

今年は(今年も?)年末の会津や今回の山陰などで雪の被害が相次いでいますが、鉄道の確実な運行はそれを守る人々の力があってこそ成り立ちます。今も各地で日々除雪作業に徹する職員の方々の努力を讃えながら今回はこの辺で締めたいと思います。