2011年12月9日金曜日

冬を前に三岐鉄道①

12月7日に三重県の北部を走る三岐鉄道を訪れてみました。三岐鉄道は田園地帯を西武鉄道から来た電車とセメント工場からの貨物列車が行き交うのどかな私鉄です。
実はこの私鉄も今年の台風12号の被害を受けており、橋梁の損傷で2ヶ月間一部区間が不通となっていました。(11月10日復旧)

 元西武701系を3連化した三岐801系(三里~丹生川間にて)

 2009年に譲渡されてきた元西武新101系(三岐751系)です。三岐鉄道の電車としては最も新しく、譲渡の際行先表示器がLEDに変更されています。

 富田へ向かうセメント列車

ED45の重連にタキ1900形が15両繋がってました

 今までの写真の背景に登場するのは藤原岳、長年の採掘で大きくえぐられています。
この麓に太平洋セメントの工場があり、それ隣接する三岐鉄道東藤原駅からJR関西本線の富田駅まで貨物列車が走っています。

富田から来た貨物列車に石炭灰(フライアッシュ)を積むホキ1000形が連結されていました。
これで中部電力の火力発電所から出た灰を太平洋セメントの工場に運搬しているようです。

 文字通り山を目指して走り去っていきました。