2016年4月8日金曜日

橿原神宮へのお召し列車

4月2日、カメラ片手に近鉄電車で奈良方面に出かけてみました。
大和西大寺で見慣れない塗装の特急車を目にしました。
昨年末から走り始めている22000系のリニューアル編成です。

リニューアルでは喫煙コーナーの設置など車内外で大幅に手が加わっています。
塗装は従来の紺色がなくなり、白が中心となって大きくイメージが変わっています。

側面の行先案内も幕式からフルカラーLEDに変更されています。

見慣れない塗装からか一般の利用者からの注目度も高いようです。

大和西大寺から畝傍御陵前に移動してきました。

畝傍御陵前の上り線ホームから駅撮り
最初に来たのは8000系4両の普通列車
橿原線は比較的よく8000系列を見かけます。

14時37分頃、8600系4両の回送列車がゆっくり通過

近鉄特急のベーシックな車両といえば12200系ですが、
平成以降の車両が更新工事を受ける一方でこの車両の去就が注目されます。

現行塗装の22000系もやって来ました。

15時28分頃、待ちに待った列車が現れました。
普段は特急「しまかぜ」に使われる50000系。この日は橿原市をご訪問になる
天皇皇后両陛下をお乗せして京都から橿原神宮前間でお召し列車として運転されました。

前から2両目に天皇皇后両陛下がお乗りになっていました。

最後尾に掲げられた白丸のサインがお召し列車の証だそうです。

駅からほど近い橿原神宮北参道の鳥居

神宮境内の手前に掲げられた「神武天皇二千六百年大祭」の看板
天皇皇后両陛下が橿原市をご訪問になったのはこの大祭のためで、
秋篠宮ご夫妻も同じに日に橿原市に入られたそうです。

こちらは両陛下と秋篠宮ご夫妻が4月3日に参拝された神武天皇陵
畝傍御陵前の駅名の由来ともなっています。